世界小児がん啓発キャンペーン


Global Gold September Campaign 2022 “Smile Action in OSAKA”

 

小児がんは、日本国内で年間2000~2500人程度発症します。小児がんの診断や治療に関する知識や技術は日々進化を続けており、小児がん治療には世界との連携が必要不可欠です。

 

日本でも、昨年、国際小児がん学会からの呼びかけに応じて小児がんを啓発する取り組みである「Global Gold September Campaign」に参加しました。

 

当キャンペーンは、毎年9月に各国それぞれの地域を象徴する建物や遺跡・橋・自然遺産などを、小児がんの「アウェアネスリボン(Awareness ribbon)」カラーであるゴールドにライトアップし、小児がん治療の重要性を啓発するとともに、子どもたちに必要な医療や研究に「光を照らす」イベントです。

 

このイベントは小児がんの子どもたちとそのご家族、小児がん経験者らの強い思いによって始まりました。

 

2021 年は、日本では東京スカイツリーをはじめ全国 15か所の建物でライトアップ及び関連行事を行いました。子どもたちを大切に思うメッセージが多くの方に届き、患者さんらからも「ライトアップを見て元気が出た」「明るい 気持ちになった」などの反響がありました。

 

2021年は、残念ながら日本の主要都市の中で大阪のみが、この国際的なライトアップイベントに参加することができませんでした。2025年大阪・関西万博のテーマは「いのち」です。「いのち」を考えるのにふさわしいイベントとして、以下の場所でライトアップを行いました。

 

9月1日(木)18:00  一心寺シアター:大阪市天王寺区

9月3日(土)20:00  大阪城

9月9日(金)18:00  天保山大観覧車

 

9月9日には今年のホスト名古屋の病院ボランティア団体「ぷくぷくバルーン」さんが、全国のゴールドリボンキャンペーンを繋いだ番組を配信しました。

https://pukupuku.hp.peraichi.com/

 

主催:特定非営利活動法人日本小児がん研究グループ http://jccg.jp/

共催:NPO法人ホスピタルフットボール協会

報告書


主催の日本小児がん研究グループさんが、2022年度のキャンペーンをまとめた報告書を作成しました。以下のボタンからダウンロードすることができます。

ダウンロード
ダウンロードはこちらから
◆20221118JCCGPress第24号.pdf
PDFファイル 6.7 MB