私たちの理念は「共に創り・共に生きる」です。
私たちはアメリカンフットボールを通じて、全国の小児病棟で子ども達や家族のために活動している病院ボランティアを支援します。
長期入院が必要な子どもとその家族を支援する新しい方法を、社会に提案し、実践していきます。
病気の子ども達はお世話されるだけの存在でなく、ひとりひとりに社会の一員としての役割があり、さらには、社会の常識を覆し、新たな価値を創造する力さえあると私たちは考えています。
代表の糸賀亨弥が開発した「車椅子アメリカンフットボール」もいわゆる障がい者スポーツではなく、障がいを持った人の存在により、障がいがあってもなくても、共に知恵と工夫と創造力を出し合って、新たなルールを作り出すことが目的です。
そして、そんな社会を作ることが究極の目的です。
私たちは、病院と病院の外側にある社会というフィールドをつなぎ、新たな価値観を提唱し、「共に創り・共に生きる」社会を目指して、活動しています。
年間約2500人の子どもががんと診断されます。1~14歳のまでの死因の3位です。
5歳以降は不慮の事故などを除けば死亡原因の第1位です。
病気の辛さ、病気の治療ではなく毎日ヒマを持て余すこと。
かつては不治の病と言われた小児がんの克服者は5万人を越え、多くの経験者が成人しています。急性リンパ性白血病の治癒率は1960年代には10% ⇒ 現在80% と劇的に向上しました。
小児がんを乗り越えた長期生存者のQOL(Quality of Life)の向上が、重要になっています。
治療をしながら、病院を生活の場と捉え、退院後の社会復帰を視野に入れた入院生活を考慮する必要性が問われるようになりました。
病気の子どもとその家族の日常生活を支援する活動が重要になっています。
入院中の子どもの付添いはほとんどの場合 お母さんです。
お母さんは365日24時間子どもの側に付き添い看病をしなければなりません。
お母さんは自分の食事、入浴も満足にできません。
30年前に東京の「認定NPO法人 病気の子ども支援ネット」代表の坂上和子さんが、病気の子どものための「遊びのボランティア」の活動をスタートしました。
玩具を持って病院に行き、子ども達と遊ぶ活動です。この活動は全国に広がり、絵本の読み聞かせ、工作、お絵描き、家族写真撮影など様々なサービスを提供するまでになっています。
お母さんはボランティアが子どもと遊んでいる間に、食事をする、買物をする、洗濯をする、お風呂に入る等、いろいろなことができます。病院ボランティアにはレスパイトケア(*)の役割があります。
カナダでは病気の子ども一人に約30人以上のボランティアが関わり、多種多様な支援を行っています。
私達はカナダのような環境を、日本全国の小児病棟に作ることを目指しています。
(*)レスパイトケア
福祉用語:レスパイトケアとは、在宅介護の要介護状態の方(利用者)が、福祉サービスなどを利用している間、介護をしている家族などが一時的に介護から解放され、休息をとれるようにする支援のこと。
看病で疲れた家族に時間と休息を与えるための活動という意味で使用。
①病気の子どもとその家族を支援するボランティア団体のためにチャリティ活動を行う。
②病気で入院している子ども達と外の世界を繋ぐ活動を行う。
③病気、障がいのあるなしに関わらず、誰もがスポーツを楽しむことができる
「共創型スポーツ」の振興。
④アメリカンフットボールの振興。
①病気の子どもとその家族を支援する活動
②スポーツクラブとしての活動
③スポーツ教室、及びスポーツ大会・イベントなどの開催
④広報活動
⑤各種研修の開催
⑥指導者の育成
⑦スポーツ教室及びスポーツ大会の開催