カナダ視察旅行

病院ボランティア先進国 カナダ


カナダは病院ボランティア先進国です。

 

日本でも病院ボランティアの数は増えていますが、入院している子どもとその家族の生活に直接入って支援をするまでには、至っていません。

 

カナダの病院のベースにある考え方は、病院は市民の協力があってQOLが向上するということです。

そして「ファミリーセンタードケア」といって、患者と家族を中心にした医療が徹底していることです。

 

患者経験者が「ファミリーアドバイザー」という役割を担い、自分たちの経験をもとに病気の子どもとその家族を支援しています。

 

ボランティアは自ら積極的に動いています。病院の中にきょうだいのためのプレイルームを作って、そこに保育士をおいたり、そのための資金集めを専門にするボランティア団体があったりと、日本では考えられないほど様々な役割を持ってボランティアが活躍しています。

病院での活動の様子


◆ホーランド病院

 

病院の中にボランティアサービス部門がおかれていて、4人の常勤の専門職員がいます。

 

ベッド75床に対して、ボランティアが1200人登録しています。

ベッド1床に16人のボランティアがいます。

 

ボランティア部門の予算は寄付で運営され、1年間50万ドル、日本円に換算すると約4000万円にもなります。

年間4回の募集があり、約30種類のボランティアに従事します。

 

一例をあげればファミリープログラム、レスパイト、音楽、アート、プール、病院の庭でキャンプなどです。

 

ボランティアになるには、面接と研修をうけなければなりません。

 

面接45分、1時間のパソコンを使ったトレーニングを受けた後、2時間コーディネーターと実践的なトレーニングを受けてから、実際の活動に入ります。

 

◆シックキッズ病院

 

ボランティアの活動活動時間は週7日、午前、午後、夜間も。

 

ボランティアには年間1300人〜1500人が登録します。

 

1993年以来、病院には1600万ドル(12億8000万円)の寄付がなされています。

 

16歳から85歳までのボランティアが在籍していますが、29歳以下のボランティアが74%、全体の3分の二を占めています。

 

ボランティアの種類は25あり、子どもと直接関わる遊びはもちろんのこと、外来案内、デスクワーク、研究補助、ペットセラピーなど多岐にわたります。

 

ボランティア人材開発の部門では、人材を募集して採用した上で、感染症予防、安全守秘義務などのトレーニングを実施しています。

 

80人のファミリーアドバイザーがいて、その内12名が18歳以下の子どものためのアドバイザーです。

Face Book Page

Face Book Page